Waroom MCP サーバー
概要
Waroom MCP サーバーは、Waroom v0 API と連携するための Model Context Protocol (MCP) サーバーです。このサーバーを使用することで、Claude から直接 Waroom のインシデント管理、ポストモーテム、サービス管理などの機能にアクセスできます。
デモ動画
主要機能
インシデント管理
- インシデントの作成・取得・詳細表示
- インシデント重要度・ステータスの更新
- インシデントメトリクス(TTD/TTA/TTI/TTF/TTR)の管理
- インシデントラベルの付与・更新
ポストモーテム
- ポストモーテムの一覧取得・作成
- ポストモーテムテンプレートの取得
サービス管理
- サービス一覧の取得
- サービスのアーキテクチャコンテキスト取得
- サービスラベルの管理(作成・更新・削除)
セットアップ方法
前提条件
- Waroom API キーが必要です
- Claude Code または Claude Desktop での利用が可能です
Claude Code での設定
注意: nodenv や nvm を使用している場合は、 のフルパスを指定してください。
Claude Desktop での設定
設定ファイルの場所:
- macOS:
- Windows:
設定内容:
設定後、Claude Desktop を再起動してください。
利用可能なツール
インシデント関連ツール
| ツール名 | 機能 |
|---|---|
| インシデントの作成(サービス名、タイトル、重要度など指定) | |
| ページネーション対応のインシデント一覧取得 | |
| UUID による個別インシデント詳細取得 | |
| インシデント重要度の更新 | |
| インシデントステータスの更新 | |
| インシデントメトリクス作成(TTD/TTA/TTI/TTF/TTR更新) | |
| インシデントラベルの付与・更新 |
ポストモーテム関連ツール
| ツール名 | 機能 |
|---|---|
| ページネーション対応のポストモーテム一覧取得 | |
| ポストモーテムの作成 | |
| ポストモーテムテンプレート取得 |
サービス関連ツール
| ツール名 | 機能 |
|---|---|
| サービス一覧取得 | |
| 特定サービスのアーキテクチャコンテキスト取得 |
ラベル管理ツール
| ツール名 | 機能 |
|---|---|
| 特定サービスのラベル一覧取得 | |
| 特定サービスへの新規ラベル作成 | |
| 特定サービスのラベル更新 | |
| 特定サービスのラベル削除 |
スラッシュコマンド(Claude Code)
Claude Code では、以下のスラッシュコマンドを使用してインシデント対応を効率化できます。
インシデント対応を開始し、作業内容を自動追跡するスラッシュコマンドです。
使い方
主な機能
- サービスの自動検索: サービス一覧から対話的に選択
- インシデントの自動作成: 重要度 で自動作成
- 作業の自動追跡: レスポンダーの発言から自動的にフェーズを判断し、Waroomを更新
- 調査開始 → + TTD記録
- 原因特定 → TTA記録
- 修正開始 → + TTI記録
- 修正完了 → + TTF/TTR記録
- 継続的な更新: 会話全体でインシデント情報を最新状態に保持
使用シーン
レスポンダーがClaude Codeでインシデント対応作業(コード調査、ログ確認、修正作業)を進める際に、自動的にWaroomのインシデント情報を更新し、記録を残すことができます。明示的に指示しなくても、作業内容から自動判断して適切なステータスやメトリクスを更新します。
既存のインシデントに対して対応を開始するスラッシュコマンドです。
使い方
主な機能
- 自動インシデント取得: 指定された UUID または URL からインシデント詳細を取得
- 自動サービス情報取得: サービスのアーキテクチャコンテキストを取得・提示
- 自動ステータス更新: の場合は に自動更新
- 作業の自動追跡: と同様に、作業内容から自動的にフェーズを判断してWaroomを更新
- 継続的な更新: 会話全体でインシデント情報を最新状態に保持
使用シーン
既にWaroomでインシデントが作成されている場合に、そのインシデントに対して対応を開始する際に使用します。Slackの通知やメールに記載されたインシデントURLをそのまま貼り付けるだけで、すぐに対応を開始できます。
との違い
- : サービス選択 → インシデント作成 → 対応開始
- : インシデント取得 → 対応開始(インシデント作成はスキップ)
注意事項
⚠️ 実験的プロジェクト
これは実験的なプロジェクトであり、安定性やパフォーマンスは保証されていません。使用する際は注意してください。