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Waroom Remote MCP サーバー

Claude などの MCP クライアントから、Waroom のアカウントでログインして Waroom のインシデント・ポストモーテム・ランブック・サービスの設定を扱うための Remote MCP サーバー

このページの目次

Waroom Remote MCP サーバーは、Waroom が提供する Model Context Protocol (MCP) サーバーです。Claude などの MCP クライアントに URL を登録し、Waroom のアカウントでログインするだけで、所属する Organization のインシデント・ポストモーテム・ランブック・サービスの設定を参照・作成・更新・削除できます。

ローカルで動かす Waroom MCP サーバー(npm パッケージ @topotal/waroom-mcp)とは別のものです。違いは以下のとおりです。

Remote MCP サーバー(このページ)Waroom MCP サーバー
動作する場所Waroom のサーバー利用者の PC(npx で起動)
認証Waroom のアカウントでログイン(OAuth 2.0)Waroom の API キー
インストール不要Node.js が必要
操作できる範囲ログインしたユーザーの権限の範囲API キーの権限の範囲

接続先 URL

https://api.app.waroom.com/mcp

前提条件

  • Waroom の Organization に参加していて、Waroom にログインできること(ログインをする)
  • Streamable HTTP と OAuth 2.0 に対応した MCP クライアントを使うこと

接続方法

接続すると、ブラウザで Waroom のログイン画面が開きます。Waroom にログインし、MCP クライアントからのアクセスを許可すると接続が完了します。以降、Tool はログインしたユーザーとして実行されます。

Claude(claude.ai / Claude Desktop)

カスタムコネクタとして追加します。Claude Desktop も claude.ai と同じ Claude のアカウントの設定を使うため、どちらかで追加すれば両方で使えます。

Free / Pro / Max プランの場合

  1. 「Customize」→「Connectors」を開く
  2. 「+ Add」→「Add custom connector」をクリック
  3. 名前(例: Waroom)と、接続先 URL https://api.app.waroom.com/mcp を入力して「Continue」をクリック
  4. 認証の設定は検出されたものから変更せずに「Continue」をクリックし、「Add」をクリック
  5. ブラウザで開く Waroom のログイン画面でログインする

Team / Enterprise プランの場合

カスタムコネクタを追加できるのは、Claude の組織の Owner(Enterprise プランでは権限を持つカスタムロールを含む)のみです。

Owner の操作:

  1. 「Organization settings」→「Connectors」を開く
  2. 「Add」をクリックし、「Custom」→「Web」を選ぶ
  3. 名前(例: Waroom)と、接続先 URL https://api.app.waroom.com/mcp を入力して「Continue」をクリック
  4. 認証の設定は検出されたものから変更せずに「Continue」をクリックし、「Add」をクリック

各メンバーの操作:

  1. 「Customize」→「Connectors」を開く
  2. 一覧の Waroom の「Connect」をクリック
  3. ブラウザで開く Waroom のログイン画面でログインする

チャットで使う

チャット入力欄の左下の「+」→「Connectors」から、Waroom をオンにします。オン・オフは会話ごとに設定します。

Claude 側の操作の詳細は Getting Started with Custom Connectors Using Remote MCP をご確認ください。

Claude Code

以下のコマンドで追加します。

claude mcp add --transport http waroom https://api.app.waroom.com/mcp

追加後、Claude Code で /mcp を実行し、waroom を選んで認証します。ブラウザで開く Waroom のログイン画面でログインしてください。

その他の MCP クライアント

Streamable HTTP と OAuth 2.0 に対応した MCP クライアントであれば、接続先 URL を登録して使えます。認可サーバーの情報は、RFC 9728 の Protected Resource Metadata(https://api.app.waroom.com/.well-known/oauth-protected-resource/mcp)から取得できます。

Tool の一覧

Tool種類内容
list_services読み取りサービスの一覧を取得する
list_incidents読み取りインシデントの一覧を新しい順に取得する
get_incident読み取りインシデントの詳細を取得する
create_incident書き込みインシデントを作成する
update_incident_status書き込みインシデントのステータスを更新する
update_incident_severity書き込みインシデントの重要度を更新する
delete_incident削除インシデントを削除する
list_postmortems読み取りポストモーテムの一覧を新しい順に取得する
get_postmortem読み取りポストモーテムの本文を含む詳細を取得する
create_postmortem書き込みポストモーテムを作成する
delete_postmortem削除ポストモーテムを削除する
list_runbooks読み取りランブックの一覧を取得する
get_runbook読み取りランブックの本文を含む詳細を取得する
create_runbook書き込みランブックを作成する
update_runbook書き込みランブックの本文やネームスペースを更新する
delete_runbook削除ランブックを削除する
get_service_architecture_context読み取りサービスのアーキテクチャコンテキストを取得する
update_service_architecture_context書き込みサービスのアーキテクチャコンテキストを更新する
list_service_labels読み取りサービスのラベルの一覧を取得する
create_service_label書き込みサービスのラベルを作成する
update_service_label書き込みサービスのラベルの名前や色を更新する
delete_service_label削除サービスのラベルを削除する

インシデント・ポストモーテム・ラベルは UUID、サービスはサービス名、ランブックはネームスペースで指定します。

種類が「削除」の Tool で削除したデータは元に戻せません。これらの Tool はデータを削除することを MCP クライアントに伝えるため、クライアントは実行前に確認を出せます(確認を出すかどうかはクライアントによります)。

一覧を取得する Tool では、page(1 始まり、既定値 1)と per_page(1〜100、既定値 20)でページを指定できます。

list_services

Organization のサービスをサービス名の順に返します。インシデントを作成するときのサービス名の確認に使います。

list_incidents

引数必須説明
service_name-サービス名で絞り込む
status-ステータスで絞り込む。detected / investigating / fixing / resolved / close
severity-重要度で絞り込む。critical / high / low / info / unknown
include_experimental-実験的なインシデントを含めるか。既定値は false

プライベートインシデントは含まれません。

get_incident

引数必須説明
incident_uuid✅インシデントの UUID

インシデントのタイトル・ステータス・重要度・説明・作成者・指揮官・Slack チャンネルの URL・紐づくポストモーテムなどを返します。プライベートインシデントは取得できません。

create_incident

引数必須説明
service_name✅影響を受けているサービスの名前
title✅インシデントのタイトル
severity-重要度。critical / high / low / info / unknown。既定値は unknown
description-インシデントの詳細
experimental-実験的なインシデント(訓練など)として作成するか。既定値は false
is_private-プライベートインシデントとして作成するか。既定値は false

Waroom の画面から作成した場合と同じく、作成の数秒後にインシデント用の Slack チャンネルが作成されます。プライベートインシデントを利用できないプランで is_private に true を指定すると、インシデントは作成されずにエラーになります。

update_incident_status

引数必須説明
incident_uuid✅インシデントの UUID
status✅ステータス。detected / investigating / fixing / resolved / close

Waroom の画面から更新した場合と同じく、ステータスが変わるとインシデントの Slack チャンネルへの投稿が行われ、更新したユーザーが対応者に加わります。Slack への通知は、ステータスが変わらない場合も行われます。close にすると、インシデントの Slack チャンネルがアーカイブされます。プライベートインシデントは更新できません。

update_incident_severity

引数必須説明
incident_uuid✅インシデントの UUID
severity✅重要度。critical / high / low / info / unknown

Waroom の画面から更新した場合と同じく、重要度が変わるとインシデントの Slack チャンネルへの投稿と Slack への通知が行われ、更新したユーザーが対応者に加わります。ステータスが detected のインシデントは investigating に進みます。プライベートインシデントは更新できません。

delete_incident

引数必須説明
incident_uuid✅インシデントの UUID

Waroom の画面から削除した場合と同じく、インシデントのオンコールで進行中の架電はキャンセルされ、インシデントの Slack チャンネルはアーカイブされます。紐づくポストモーテムは削除されません。プライベートインシデントは削除できません。

list_postmortems

引数必須説明
status-ステータスで絞り込む。draft / in_review / reviewed / closed

一覧には本文は含まれません。本文は get_postmortem で取得します。

get_postmortem

引数必須説明
postmortem_uuid✅ポストモーテムの UUID

本文(Markdown)・ステータス・作成者・紐づくインシデントなどを返します。

create_postmortem

引数必須説明
title✅ポストモーテムのタイトル
blob✅ポストモーテムの本文(Markdown)
status-ステータス。draft / in_review / reviewed / closed。既定値は draft
incident_uuids-紐づけるインシデントの UUID の配列。プライベートインシデントは紐づけられません

ステータスが draft 以外の場合、Waroom の画面から作成した場合と同じく Slack に通知されます。プランのポストモーテム作成数の上限に達している場合は作成できません。

delete_postmortem

引数必須説明
postmortem_uuid✅ポストモーテムの UUID

紐づくインシデントは削除されません。プライベートインシデントに紐づくポストモーテムは削除できません。

list_runbooks

ランブックをネームスペースの順に返します。一覧には本文は含まれません。本文は get_runbook で取得します。Waroom の画面と同じく、チュートリアルのランブックは含まれません。

get_runbook

引数必須説明
namespace✅ランブックのネームスペース(例: /database/mysql)。先頭の / は省略できます

本文(Markdown)・作成者などを返します。

create_runbook

引数必須説明
namespace✅ランブックのネームスペース。先頭の / は省略できます
blob✅ランブックの本文(Markdown)

同じネームスペースのランブックがある場合は作成できません。プランのランブック作成数の上限に達している場合は作成できません。

update_runbook

引数必須説明
namespace✅更新するランブックのネームスペース。先頭の / は省略できます
blob✅新しい本文(Markdown)。本文全体を置き換えます
new_namespace-新しいネームスペース。省略するとネームスペースは変わりません

チュートリアルのランブックは更新できません。

delete_runbook

引数必須説明
namespace✅ランブックのネームスペース。先頭の / は省略できます

ランブックとあわせて、そのランブックをインシデントに紐づけるルールも削除されます。チュートリアルのランブックは削除できません。

get_service_architecture_context

引数必須説明
service_name✅サービス名

サービスの構成や依存関係を Markdown で書いたアーキテクチャコンテキストを返します。まだ書かれていない場合は空の文字列を返します。

update_service_architecture_context

引数必須説明
service_name✅サービス名
blob✅アーキテクチャコンテキスト(Markdown)。全体を置き換えます

Organization の管理者のみ実行できます。

list_service_labels

引数必須説明
service_name✅サービス名

インシデントに設定できるラベルを名前の順に返します。ラベルの UUID・名前・色を返します。

create_service_label

引数必須説明
service_name✅サービス名
name✅ラベルの名前(50 文字以内)。サービス内で重複できません
color✅ラベルの色。# を付けない 6 桁の 16 進数(例: ff0000)

Organization の管理者のみ実行できます。

update_service_label

引数必須説明
service_name✅サービス名
label_uuid✅ラベルの UUID
name-新しい名前。省略すると変わりません
color-新しい色。省略すると変わりません

Organization の管理者のみ実行できます。

delete_service_label

引数必須説明
service_name✅サービス名
label_uuid✅ラベルの UUID

Organization の管理者のみ実行できます。

利用例

Tool を使うかどうか、どの Tool を使うかは MCP クライアント(Claude など)が判断します。以下のように依頼すると、括弧内の Tool が使われます。

直近のインシデントの傾向をまとめる

Waroom で payment-api サービスの直近 20 件のインシデントを取得して、重要度とステータスごとの件数と、繰り返し発生している事象をまとめて

(list_services → list_incidents → get_incident)

障害の報告からインシデントを作成する

web-frontend で 10:30 ごろからログイン画面が 502 を返しているとアラートが来た。Waroom に重要度 high でインシデントを作成して、インシデントの URL を教えて

(list_services → create_incident)

インシデントからポストモーテムの下書きを作る

Waroom のインシデント 0198c2f4-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx の内容をもとに、概要・影響範囲・タイムライン・原因・再発防止策の見出しでポストモーテムの下書きを作成して、インシデントに紐づけて

(get_incident → create_postmortem。ステータスは draft で作成されます)

過去のポストモーテムから再発防止策を調べる

Waroom のレビュー済みのポストモーテムを読んで、データベース関連の障害で挙がっている再発防止策を一覧にして

(list_postmortems → get_postmortem)

対応の進み具合に合わせてインシデントを更新する

Waroom のインシデント 0198c2f4-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx は原因が分かって修正に入った。ステータスを fixing に、重要度を critical に更新して

(update_incident_status → update_incident_severity。インシデントの Slack チャンネルに変更が投稿されます)

アラートに対応するランブックを探す

Waroom のランブックから MySQL のレプリケーション遅延に対応する手順を探して、手順を要約して

(list_runbooks → get_runbook)

権限とデータの扱い

  • Tool はログインしたユーザーとして実行され、そのユーザーが Waroom の画面で閲覧・操作できる範囲のデータのみを扱います
  • 扱えるのはログインしたユーザーが所属する Organization のデータのみです
  • プライベートインシデントは参照・更新・削除・紐づけできません。プライベートインシデントに紐づくポストモーテムも参照・削除できません
  • 接続をやめる場合は、MCP クライアント側でコネクタ(MCP サーバー)を削除してください

解決しない場合は

まずは よくあるご質問 をご確認ください。それでも解決しない場合は、以下からお問い合わせください。

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