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CloudWatch

Amazon CloudWatch と Waroom を連携すると、インシデント対応中に Waroom の AI が、対象の AWS アカウントのメトリクス・アラーム・ログを自動的に参照し、「いま何が起きているか」の概要を生成します。対応者は AWS コンソールを手動で調べに行かなくても、インシデント発生時の状況を素早く把握できます。

他のインテグレーション(Datadog / PagerDuty など)はアラートからのインシデント自動起票のための連携ですが、CloudWatch 連携は AI がインシデントの情報収集で参照するための連携です。

前提

  • Waroom の組織の管理者権限(セットアップ導線は管理者のみに表示されます)
  • 連携する AWS アカウントで CloudFormation スタック(IAM ロールを含む)を作成できる権限

AWS でセットアップ

  1. Waroom の「組織設定」→「AI 連携サービス」を開きます。

  2. CloudWatch の行にある「AWS でセットアップ」をクリックします。

    AI 連携サービスの設定画面

  3. 別タブで AWS コンソールの「スタックのクイック作成」画面が開きます(AWS に未ログインの場合は、先にサインイン画面が表示されます)。この画面の項目はすべて Waroom が入力済みのため、入力・編集は不要です

    • テンプレート URL: Waroom が配布する CloudFormation テンプレート
    • スタック名: WaroomCloudWatchIntegration
    • パラメータ(CallbackUrl / ExternalId / RegistrationToken): 作成したロールを Waroom に登録するための値です。編集しないでください
  4. 確認するのは次の 2 点だけです。

    • 画面右上のリージョンが、AI に参照させたいリージョンになっていること。スタックを作成したリージョンが収集対象リージョンの初期値になります(あとから CloudWatch の行の「編集」で変更できます)
    • ページ下部の「AWS CloudFormation によって IAM リソースが作成される場合があることを承認します。」にチェックを入れたこと
  5. スタックの作成」をクリックし、スタックのステータスが「CREATE_COMPLETE」になるまで待ちます(通常 1〜2 分です)。

  6. Waroom の設定画面のタブに戻り、CloudWatch の行が「設定済み」になっていれば完了です。

    • 認証情報と収集対象リージョンは自動で登録されます。登録後に Waroom がロールの検証を行うため、有効になるまで少し時間がかかることがあります。

    設定完了後の AI 連携サービス画面

AWS アカウントに作成されるリソース

スタックが作成するのは次の 2 つです。

  • IAM ロール: Waroom が引き受ける(AssumeRole する)参照専用ロール。信頼ポリシーは Waroom のみが External ID 付きで引き受けられるよう制限され、権限は AWS 管理ポリシー ReadOnlyAccess です。
  • Lambda 関数: 作成されたロールの ARN を Waroom に登録するためのコールバック関数。スタックの作成・削除時に一度実行されるだけで、常駐しません。

手動で設定する場合

IAM ロールを Terraform などで自前管理したい場合は、CloudFormation を使わずに設定できます。

  1. Waroom が AssumeRole できる参照専用の IAM ロールを作成します。信頼ポリシーの要件(Waroom 側のプリンシパルと External ID の条件)は、「AWS でセットアップ」が開く CloudFormation テンプレートを参照してください。

  2. CloudWatch の行の「手動で設定」を開き、「ロール ARN」「External ID」「リージョン」を入力して保存します。

    CloudWatch の手動設定モーダル

連携の解除

CloudWatch の行の「削除」で連携を解除できます。削除されるのは Waroom 側の設定(認証情報と連携設定)だけで、AWS 側に作成した CloudFormation スタック(IAM ロールと Lambda 関数)は削除されません。

  • AWS 側も不要になった場合: CloudFormation コンソールからスタックを削除してください
  • 同じアカウントで再セットアップする場合: 先に既存のスタックを削除してから、あらためて「AWS でセットアップ」からやり直してください